逆算思考のススメ

逆算思考のススメ

ソフトバンクの孫正義は、19才の時に60歳までの自分の人生計画を立てたそうです。
「20代で名乗りを上げ、30代で軍資金を最低で1,000億円貯め、40代でひと勝負し、50代で事業を完成させ、60代で事業を後継者に引き継ぐ」という計画で、今もその時に立てた計画をもとに、理想の人生から逆算をしながら生きていると言います。

孫正義に限らず、世の中で成功している人の多くが、こういった人生における「逆算」を大切にしています。
今回は、この「逆算思考」について、少し扱ってみたいと思います。

「逆算思考」とは「明確なゴールから逆算をして、最も効果的な選択をしていく思考」のことです。

あみだくじを例に考えてみましょう。
今、目の前にあみだくじがあるとします。あみだくじのスタート地点にはA~Eという5つの選択肢が書いてあります。どれか1つだけが、当たりに辿り着く選択肢です。

もちろん、最初は答えがどこにあるかはわからないので、とりあえずA~Eの中から直感で好きなものを選ぶと思います。選んだルートを辿っていくと、最終的に当たったり、外れたりするわけですね。

ここで、もし最初から当たりがどこにあるか分かっていたとしたら、どうでしょうか。
おそらく全員が「当たり」のあるところから逆向きにあみだくじを辿って、辿り着いた選択肢(A~Eのどれか1つ)を選ぶのではないでしょうか。

このたとえからわかる通り、「目の前にある選択肢を、ただ何となく選んでいく」という発想は、逆算思考ではありません。
そうではなく「明確なゴールから逆算をして、目の前の選択肢の中で、最も効果的な選択をしていく」ことを逆算思考と言います。

逆算思考は人生のあらゆる場面で適応できます。
学校を選ぶとき、仕事を選ぶとき、結婚相手を選ぶとき…
人生で「選択」が必要な場面では、常に逆算思考を活かすことができます。

たとえば、就職活動を例に取ってみます。
あみだくじの選択肢に当たるのは、たとえば「業界」や「企業」です。
やりたいことが分からないから、とりあえず「業界研究」や「企業研究」をして、何となく興味のある業界や企業を受けて、何社か内定をもらう。
これは逆算思考とは程遠い考え方です。

もし逆算思考をもとに就職活動をするなら、最初にやるべきことは一つです。
それは就職活動の「ゴールを明確にすること」です。
もっと言えば、自分が何のために、誰のために、なぜ働くのかを明確にすることです。

学校を選ぶ時も、結婚相手を選ぶ時も、同じです。
「何のためにこの学校に入るのか」「そこで何を学ぶのか」「学んだことをどう活かしていくのか」
「どういう人と人生を共に過ごせたら理想なのか」「どんな家庭を築きたいのか」「仕事と家庭をどんな風に両立したいのか」
ゴールが明確でないと、何を判断基準に意思決定すればいいか分からず、何となく良いと思う選択をすることしかできません。

皆さんもこれからの人生、この逆算思考を意識してみてください。
逆算思考を使えば、今以上に理想の人生に近づけるはずです。

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山森拓実
【アチーブメント株式会社 人事部 新卒採用プロジェクトリーダー】京都大学文学部卒業後、2015年アチーブメント株式会社入社。大学時代に年間で100名を超える学生に対して就活支援のキャリア面談を行っていた経験から、入社1年目から人事部新卒採用チームに抜擢される。その後、自身が企画・設計を担当したサマーインターンが、キャリアパーク調べの2018年度インターンシップランキングにて第1位という結果を残した。現在は新卒採用プロジェクトリーダーとして、インターンシップの企画運営、学生面談、講師活動など幅広く活動をしている。
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