“やらない理由”との向き合い方

“やらない理由”との向き合い方

いよいよ2018年が始まりました。
去年を振り返ると同時に、「2018年はこんな一年にしよう!」と
今年のスタートに意気込んでいる人も多いでしょう。
新たな目標や抱負は、その一年をより有意義にしてくれるものだと思います。

ただ同時に理想を掲げると、様々な逆境や葛藤とも出くわすものです。

新年早々に気落ちするようなことを述べるようですが…
「面倒くさいなぁ」
「ま、2月からでいいか」
「元々そんなに求めていた訳でもないし」
色んな「やらない理由」が出てくることがあります。
そして半年が経った時には目標すらも忘れている、
なんてことは一度は経験したことがあるのではないでしょうか。

そこで、皆さんへぜひお伝えしたいことは、

“やらない理由”との向き合い方です。

新しい目標を決める今だからこそ、
目標だけでなくその先にある達成を考えていきたいと思います。
『絵に描いた餅』で終えることなく、
決めた目標は達成して素晴らしい一年にしましょう。

なぜ、人は自分で決めた目標に対して歩みを止めてしまうのでしょうか?
なぜ、“やらない理由”を思いつくのでしょう?
多くの場合は下の3の理由のどれかに当てはまります。

1. 目的が不明確である
2. 見通しが欠如している
3. ネガティブな思考を持っている

いかがでしょうか?

ひょっとすると当てはまるものもあったかもしれません。
多くの場合、上に当てはまる心境で人は目標を目指すことをやめてしまいます。

しかし逆に言えば、上の3つさえ克服すれば、目標達成は一歩も二歩も近づくわけです。
どのようにして克服ができるか、解説と共に考えてみてください。

1. 目的を考える
「なに」をするか、以上に大切なことは、「なんのために」するか、という問いです。
「やらない理由」以上に、「やる理由」が多ければ、目標に対して前に進む力は強くなります。
やらない理由が多いときに人は「やらないでいいストーリー」を描き、それが現実になっていきます。
「5kgダイエットしよう!」と一念発起しようとも、理由がなければ人は足を止めます。
しかし
「来月彼女と海でデートだ!」
「欲しくてたまらなかった服を買ったけれど今の身体に合わない!」など、
理由があればあるほど、強ければ強いほどに意欲が沸きます。

人は意思だけでは前に進みません。
明確で強い目的こそが、行動を駆り立ててくれます。
あなたの掲げる目標は、何のために、誰のために、なぜ達成するものでしょうか?

2. 見通しをつくる
目標には現実的に不可能なものもありますが、本当に成し遂げたいと自らが思うものであれば多くの場合は実現可能です。
ここで言う見通しの欠如とは、「目標達成のできる方法・内容・手順が分からない」ことです。
行きたいゴール地点は明確だけれど、車なのか飛行機なのか、そもそもどちらの方角なのかが分からない、という状態ですね。
これは能力や経験が不足しているため、すぐに解決できるものではありません。

しかし断言できることは、見通しはできるものではなく、つくるものだということです。
ある日突然に達成に対する見通しができるということはありません。
時間をかけ、正しい努力をする中で見通しをつくっていくことは可能です。

たとえば、もしあなたの目標が、他の誰かがすでに達成している目標なのであれば、
手っ取り早い方法は「その達成した人に聞く」ということです。
そこには必ず達成のヒントがあるでしょう。
しかしもしあなたの目標が、他の誰も達成していない目標なのであれば、
できることは行動あるのみです。

トーマス・エジソンは、電球を発明するまで一万回失敗したと言います。
そこでインタビュアーに「一万回も失敗したそうですが、苦労しましたね」と言われたとき、
エジソンはこう答えたのです。
「失敗ではない。うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ」と。
つまりまだ見ぬ未来をつくろうとする人には、失敗もあって当然であり、
最初から達成ができる見通しなど、どこにもないということです。
常にできない不安や恐れは降りかかってきます。
「できないのだろうか」を考えることではなく、「どうやったらできるか」を考えることをやめないこと、
そして達成のできる未来を信じることです。
少なくとも9999回は失敗してもいいと思えるほどの、思い入れある目標とそれだけの情熱があれば、
多くの場合達成ができるものばかりだと思います。
成し遂げたい目標に対して、「できないのでは?」を問うのではなく、「どうやったらできるか?」を毎日自問し、
1で上述した目的を元に実行していきましょう。

3. 物事をポジティブに捉える
「ポジティブに生きる」ということはあらゆる自己啓発本やセミナーで謳われていますが、
実際にポジティブに毎日を生きている人は多くありません。
しかし生まれてこれまでずっとネガティブ思考という人はいないのです。
たとえば、赤ちゃんが歩けないときに、周りの赤ちゃんと比較して自信をなくしたり、
できないからとふてくされることはないはずです。
いったいなぜか。
それは、比較も自信の有無も、ポジティブかネガティブかも、全て後天的に人が身につけたものだからです。
家庭や学校の中で知らずのうちに学んで習慣となったものが、このネガティブ思考というものです。
「明日からポジティブ思考になろう!」と意気込んですぐにそれは得られるものではありません。
しかし育っていく中で身についたポジティブ思考あるいはネガティブ思考は、いつでもどこからでも転換することができます。

ポジティブ思考を身に着ける上で今日からできることは、
“今日、一つでも多くをポジティブに捉えること”です。
不運な出来事に対して、感謝をしてみる。
うまくいかないときに、「ツイてる」と言ってみる。
最初は一つ、二つで構いません。
逆境や不満、失敗や不幸な出来事に対して、より良い解釈を考えてみましょう。
100ある出来事に対して、50をネガティブに捉えていたとすれば、毎日一つでもポジティブに捉えることができれば、
いつの日か100をポジティブに捉えることはできるようになるはずです。
「できるかできないか」ではなく、まずやってみましょう。

もちろんこれら3つが、目標達成の条件を全て網羅していることはありません。
きっと他にも無数にあるはずです。
しかし目標達成をする人は必ず持っている3つではあるはずです。

『達成こそ良薬』

つまりその過程が苦しくともつらくとも、
達成すれば全てあってよかった過去や経験となります。

新年に立てた目標を実現せぬまま終えるのではなく、今年を達成の一年に、
思いをカタチにする一年にしていきましょう。

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酒井友登
【アチーブメント株式会社 人事部 採用・育成チーム】関西学院大学卒業後、2016年度アチーブメント株式会社に新卒として入社。個人向けコンサルタントとして、200名を超える経営者やセールスパーソン、また医師や士業の目的・目標達成のサポートを行う。全社員のうち7名が表彰されるアチーブメントフィロソフィーアワードを2年目で受賞するなど、コンサルティング部の中で成果を挙げ、現在は人事部 採用・育成チームに所属し、主に自社の新卒採用を担っている。
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