6月1日からサマーインターンシップについての情報が解禁され、インターンシップ本番への参加をかけた選考会が始まってきました。
それに伴い、グループディスカッションや面接を意識しはじめる就活生が増えてきており、触れ合う就活生からは「コミュニケーションが苦手でそういった場に不安を感じている」といった言葉をよくお聞きしています。
今回はそんな就活生の方に向けて、コミュニケーションに対する自信が湧くとても簡単な方法を紹介いたします。
みなさんはコミュニケーションにおいてどのような苦手意識を感じていますか。
- 話の流れについていけない
- 考えをまとめて伝えることができない
- 緊張してうまく喋れない
など、いろいろあるかと思います。
これらの苦手意識を持つために、話すことをためらってしまい、さらにコミュニケーションに対する自信が無くなっていく、という悪循環に陥ることはよくあることです。
しかし、コミュニケーションに対する自信の形成には会話が得意か不得意かということはほとんど関係がありません。
「コミュニケーションに自信があるかのように振る舞う」それだけで自信がつき、結果としてコミュニケーションが得意になっていくのです。
これには「認知的不協和の解消」という心理学の理論を応用しています。
この理論はMITやスタンフォード大学等で教鞭をとっていた心理学者のレオン・フェスティンガーが提唱したものであり、「人間の心理は行動につじつまを合わせる特性がある」という事を意味しています。
これは科学的にも証明されていて、行動に伴う脳内物質の分泌が関係しているとわかっています。
例えば自信がある人には、姿勢が良く背筋が伸びているといった特徴がありますよね。
実は、姿勢を正しているから「テストステロン」という男性ホルモンが活発になり、やる気や自信にあふれるのです。
これを応用し、コミュニケーションが得意であるかのように振る舞うことで、コミュニケーションに対する自信が形成され、実際に得意になっていきます。
ではみなさんの周りでコミュニケーションが得意な人はどのような振る舞いをしていますか。
まずはその振る舞いを真似ることから始めてみましょう。
例えば、
- 姿勢が良い
- 相手の目を見て話す
- 身振り手振りで表現する
- 通った声ではっきりと喋る
- 常に笑顔を保っている
- 深くうなずく
といった特徴があるのではないでしょうか。
これらは動きだけみればとても単純であり、簡単に真似ることができます。
人前でこれらの行動をすることに気が引ける方は、1人でシミュレーションをして真似るのも良いでしょう。
そして徐々に友達や初対面の人の前でも、これらを真似ることにチャレンジしてみてください。
今まで抱えていた不安が無くなっていていつの間にか自信がついていることに気がつくはずです。
ぜひ、コミュニケーションが得意な人の振る舞い方を真似てみてグループディスカッションや面接に臨んでみてください。
いつの間にかコミュニケーションが得意な自分になっていますよ。